本を読む=別世界に行く
私は、本を読むのが結構好きです。
本の中の世界に入っている間、別の世界に行っているような感覚になれるからです。
長編も少しずつ読もうとしても、気づけば全部読み終わるまで読んでしまっていたりします笑
本好きの方にとってはあるあるですかね?
それはさておき、、、今回は、今まで読んできた作品の中で「何度も読みたくなるオススメ10冊」を紹介します。
ジャンルはバラバラですが、どれも好きな本です。
何度でも読みたくなるおすすめの本10選
『白夜行』東野圭吾
この本は確か、私の中で初めての東野圭吾さんの作品です。
めちゃめちゃ分厚いのに、のめり込んで読みました。
ちょっと大人な作品。
心情があまり描かれていないのがまた面白いです。
伏線がいくつも張られていて、東野圭吾さんの天才さに驚かされます。
ほんとにどうやったらこんな作品が書けるのか、、、。
まだ読んでいない人はぜひ。
『幻夜』東野圭吾
これも東野圭吾さんの作品。
白夜行の続編とも言われている作品。
これもまたまた分厚い。
読みきれるか不安になる分厚さなのですが、先が気になってすぐ読んでしまいました。
女の人の魔性っぷりがすごく、読み終わると同時になんとも言えない恐ろしさと切なさに襲われます。
スッキリした読後感ではないですが、よく作り込まれた作品でまた読み返したくなります。
『スイッチを押すとき』山田悠介
初めて読んだ山田悠介さんの作品。
一回失くして、もう一回買ったぐらい好きな本です。
好きならそもそも失くすなよって感じですが笑
内容としては暗いですが、東野圭吾さんと比べライトな文章ですぐに読み終えてしまうと思います。
「自殺抑制プロジェクトとして、少年少女を軟禁している」というありえない設定ではありますが、とても引き込まれました。
極限状態の中で自らの命を絶つスイッチを持たされ、次々と命を絶つ中7年間スイッチを押さなかった4人に焦点を当てています。
切なく悲しいお話ではあるのですが、好きな作品です。
『君の膵臓をたべたい』住野よる
映画化もされたので知っている方も多いはず。
膵臓の病気で余命幾ばくもない高校生の少女と、ある男の子の話です。
いつもにこにこ明るい彼女と、いつも自分の世界にこもっている彼。
正反対の2人ですが、次第にお互いに補い、求め合います。
最後の彼女の手紙は何度読んでも泣けます。
「君の膵臓をたべたい」なんとも怖いタイトルですが、読んだあとはその印象がきっと変わります。
『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵
小説ではないですが、オススメの本です。
もちろんその片付け術もすばらしいのですが、片付けを通して得られる変化が素晴らしいです。
わたしはこの本を参考に片付けし、ものの見え方や、ものの選び方が変わりました。
信じられないかもしれませんが、本当です。
自分が持っていてときめくもの、本当に必要としているものだけを持とうという意識が生まれました。
さらに、そうすることで物に余計な邪念が生まれず、空気がなんとなく綺麗になったのです。
本当に不思議ですが、片付けには不思議なパワーがあるようです。
『イニシエーションラブ』乾くるみ
こちらも映画化された作品です。
最後のどんでん返しがとても面白く、見事に騙されました。
映画も本もどちらも見ていない方は、本から読むのがおすすめです。
どんでん返しがあると分かっていても、多分騙されると思います笑
きっとまた読み返したくなりますよ。
『星の王子様』サン=テクジュベリ(河野万里子 訳)
綺麗な挿絵とともに進んでいく物語。
読み返すたびに違う物語のように感じ、新たな発見があります。
「いちばんたいせつなことは目に見えない」
とてもわかりやすい、でも深い言葉。
このような生きていく上で大切な言葉や、考え方のヒントが綴られています。
なんども読み返して心に刻みたいお話です。
『名のないシシャ』山田悠介
こちらも「スイッチを押すとき」と同じく、山田悠介さんのお話。
人の死までの時間がわかり命を与える力を持つシシャが、人間の少女に名前をつけてもらうことで感情を持ち、距離を縮めていきます。
山田悠介さんの作品は悲しい暗い作品が多い印象ですが、この本は切なくも心温まるお話です。
『慟哭』貫井徳郎
この作品は刑事とある男の話が交互に描かれているのですが、ラストの衝撃がえぐいです笑
疑い深い人やミステリーを読み慣れている人はわかってしまう構成かもしれませんが、わからず読めれば最後本当にびっくりすると思います。
ずっと犯人がわからず、途中でわかった気になって、「あ、やっぱり違うのか」となっての繰り返しでしたが、結局最後まで騙されてました。
イニシエーションラブもですが私はこういう最後のどんでん返しのような作品が好きみたいです笑
『完全無罪』大門剛明
この作品は冤罪をテーマにしています。
自分を誘拐した犯人かもしれない相手を、主人公は弁護します。
冤罪と言われている彼は本当に無罪なのか、本当は彼が誘拐した犯人じゃないのか。
主人公とともに、読者であるわたしも見事に揺れ動かされました。
いくら本人が無罪だと主張しても、実際にそうだとしても本当の意味で無罪にはならない。
とても考えさせられるお話です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ジャンルがバラバラでまとまりが全くなかったですが、どれも好きな作品です。
よければ読んでくださいね。
そして、ぜひあなたのオススメの本もコメントで教えてください。

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